今日は東日本大震災から6年の月日が経ちました。もう6年と受け取るか、まだ6年と受け取るかは人それぞれです。
災害に対する備えとか、そんなことは語りません。先日熊本旅行で、被災した方の話を聞いたときに、避難の注意点など活かされるている点があるなと感じました。けれども。僕はこの地震で災害に対する備えを学んだと思っていません。
14時46分― 大震災が発生した時間に黙祷をしました。
震災後、必ずこの日は東北に思いを馳せます。行ったこともない土地ですけども思います。
志半ばで去ってしまった人。もしかしたらその中に、素晴らしい作業療法士だった人が。あるいは、素晴らしい絵を描く人が。
もし、そうだとしたら。自分は今その人たちの分も生きているだろうか。
そう、自分に問いかけます。
祈りながら、こう心の中でつぶやきます。
”頑張るから、見守ってて”
たとえ上手く行かないことが一杯あろうと、力が湧かなくて前に進めなくても。
今、この時を大事に、大切に過ごすこと。
それが、災害への備えを忘れないこと以上に、忘れちゃいけないことだと思います。
<槙野 佳紀>
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